I Love Gelende

ヘッドライトの殻割りに挑戦してみた。

前回LEDチューブを使ってデイライトを作りましたが、本当はレンズの中の100mmの部分に仕込みたいので、殻割りが必要だろうと考えて、練習用にヤフオクで穴が開いた破損レンズ(赤〇)のライトハウジングを落札してみました。1,100円だったし元々割れているので気兼ねがありません。モノが届いたので早速チェックしたところ、プロジェクターを外して内側からLEDリングを入れれば、知恵の輪状態で取り付け(貼り付け)ができそうでした。まあ、せっかく買ったので搦割りに挑戦してみます。

買ったライトは、勿論バラストやプロジェクター配線なしのハウジングだけなので、確認作業はやりやすいです。とりあえずヒートガンで温めてガラスとハウスを分離させようとドライバーでこじってみましたがびくともしません。内側を確認すると、前の画像の黄〇部分にツメがあり、それが裏側まで貫通しています。なるほどレンズにツメがあり、それが3ヶ所あり内側まで貫通している上で、シールをしてあると予測しました。ツメがあるのに無理やり剥がせば割れるのだという仮説で次に進めます。

外側から見るとこの膨らみの部分です、再使用するなら細いドリルで数か所穴を開けノコで切りますが、今回は構造を知りたいだけなので、適当に切り取ってしまいます。

ハンダごてを使ってぶすぶす穴を開けて切り取ってしましました。開けてみると、予想に反してメッキのツメとレンズは繋がってはいませんでした(-_-;)メッキの部分は解放されてぐらぐら動きます。

ツメとレンズが関係ないなら無理やり引っ張るのかと思い、再度ヒートガンで温めてレンズを剥がそうとしたところ「パリッ」と割れてしまいました。 しかしこれで断面が見えます、よく見るとレンズが凸の形(赤〇)でハウスが凹の形になっているのが分かります。

先ほどレンズとパッキンの隙間ばかり温めていたのですが、今度はハウスの凹の部分を中心に温めて行きます。分かっているとは思いますが念のため、私が使ってるのはヘヤドライヤーではなくヒートガンです。プラスチックなど簡単に溶けてしまうくらいの熱風がでます。

かなり熱くなって触れない程度になってから、ドライバーを突っ込んでみました。少し剥がれた感じがしますが、もしかしたら黒のハウジング部分が下に下がっただけかもしれません。ガラスが割れると捨てるのに面倒だし殻割りは必要ないので、今回はここでやめておきます。感想は純正でクルマ付いているライトを外して殻割りするのはリスクが高すぎますね。

■整備記録メニューへ戻る