私のGは2016年式なので、ライトの下にツブツブのLEDが付いています。これが旧型高年式の自慢だったのが、新型になってからはLED(ディライト)はライトレンズの中です。新型に見せたい訳ではないのですが、なんか「ツブツブ」は古くさく感じてきました。そこでヤフオクで2012年式のライトカバーを買ってイカリングを作ってみようと考えました。ポン付け交換できるかは不明でしたが、1万円で落札したこのカバーがピッタリ付きました。ライトカバーとライトの隙間を測ると5mmありました。
LEDは5mmの隙間に仕込むか、殻割して小さなメッキのライトリングに貼り付けるかは後回しにして、テスターで電圧を測ってみます。どうせ球切れ警告灯とか点いて抵抗入れたり、面倒くさいことが起きるだろうと想定して純正LEDを外しました。ところが何の警告も出しません。多分LEDなので基本的に切れないという前提で、チェックしていないようです。「甘いぞメルセデス」(^_^)私のは本国用のデイライトコーディングをしてあるので、ACC時には13V、ライトオン時には5.5V程度の電気が流れていました。 (ちなみに、日本仕様のデイライトでは、ライトのスモール状態になるだけで、リアテールやナンバー灯まで点灯してしまいます。その場合ACC状態でテスターを当てても5.5Vしか出ていません。)
警告灯は付かないし、電圧もバッチリなので、市販の12V用LEDが5Vで減光されるのか試してみます。手持ちのLEDテープを配線し電気を流すと、12Vで100%の明るさ、5Vで半分程度に減光することが分かりました。もしかしたら「これ簡単な作業じゃん!」と思ってきました。 それではLEDを探します、殻割するには中古のライトが必要なので、ヤフオクをさまよいましたが、バラストやバイキセノンランプ外した状態のモノでも、3~5万円、全部付いていると、6~10万円程度のモノしか出品がありません。
バラストやランプがないモノは、中華製の新型(W463A)に見せかけるライト殻が売られているので、それを買った方の余りだと思いす。これを買うとユニットの移植が必要ですし、ユニットが付いているものは高すぎます。新型に見せたい訳ではないので、本当は殻割したほうがLEDリングの口径が小さい分ワンオフと分かるし、BMWのイカリングみたいでカッコ良いと思っていましたが、ここは格安のLEDチューブを使ってみます。結果この商品を買ってみました、側面発光と厚さ5mmが決め手です。
このLEDチューブは、60cmが2本入っています。ライトの円部分の外径が約57cmなので3cm程度カットしなくてはなりません。 色々調べていると、カットが10cm単位でないとできない、なんてモノもありました。今回は円にするので自由にカットできて、 ライトとカバーの5mm隙間に入るのが条件です。これを満たす製品は2種類しかありませんでした。今回は安いほうを買ったので、 アマゾンで2,900円です。 品物が届いたので早速加工していきます。まずはサイズを測り適当な位置でカットして、円状に貼り付けてみました。
貼る前に心配したのが、老眼鏡を掛けた老人みたいに「目が大きくなってカッコ悪いかな?」ということでしたが、チューブの薄さのおかげで、奇麗に収まっています。よく見ると左側のLEDをカットしすぎて、少し隙間ができてしまいました。 あとライトカバーを取り付けるときに5mmの隙間の意味が分かりました。カバーの脱着したことがある人は何となく分かると思いますが、この隙間がないとカバーの取り付けに苦労します(-_-;) 両側共貼り付けて撮ったのがこの画像です。なんか年式不明のクルマになったでしょ?私には眉毛のLEDより今っぽく感じます。
それではライトを点灯させてみます。良い感じで光っています。実際にはデイライトを確認したかったのですが、夕方になってしまったので、ベンツの早め点灯のオートライトが悪さをして確認はできませんでした。この時のLEDリングの状態は、5Vの減光になっていますので、本来の明るさではないのですが、それでも結構明るいです。 翌日デイライトを確認しましたが、細い光のリングがクッキリできていました。問題はリング状にするときに、LEDの防水用エンドキャップがあるため、当たり前ですが本当の円にはなっていません。これを解決するにはチューブはカットしてもLEDは切らないで、ダブらせてしまうことだと考えています。次はそれにチャレンジするつもりです(^_^)