パナメリカーナグリルに交換してみようと思い立ち、ネットでいろいろ物色して、オプシディアンブラックに塗装済みで、スターマーク付きの一番安いグリルを買ってみました。到着後にモノを確認すると、かなり作りの良さが感じられます。無加工では基本的に取り付けられないのが社外品?というのは昔の話かな..?
まずは純正グリルを外します。ボンネットを開き、赤○のボルト(トルクス)4箇所を外します。上部はここの部分だけで留まっています。理屈ではこのあとグリルを手間に引けば倒れてきますが、実際にはライトカバーが邪魔するのと、ヘッドライトウオッシャーのパイプが、グリルの内側にある4箇所のトンネル(?)を貫通しているので、引くことができません。
そこで、今度はライトカバーを外します。黄○のボルト(トルクス)を4~5周緩めます。その後内側に隠れているツメ(赤○)を外すため、カバー全体を上に持ち上げます。これでカバーは外れます。カバー全体を取り除く場合は、ウオッシャーのパイプとLEDのソケットを外します。(今回の作業だけならカバー全体を取り除く必要はありません)
純正グリルの取り外しには、先ほどの上部4箇所(ボルト)、中段両サイドにあるツメ2箇所(黄○)、最下段にある嵌め込み部分2箇所(赤○)を外す必要があります。次にウオッシャーのゴムパイプが青線の裏部分に通っていますので、パイプの金属クリップを外し、引き抜きます。次に外したグリルを、今回買ったグリルと比べてみます。下段のルーバーが1本多い(その分長い)、そのままでも付くのかな?と思って試しましたが、やっぱり当たります。そこで純正グリルと同じ長さになるよう赤線でカットします。
調べたところ、最下段のルーバーをカットするのは、ウレタンバンパーの2016年モデル以降からです。2015年以前のアイアンバンパーはカットする必要はないようです。この段階で一度フィッティングさせました。まあまあ良い感じですが、もう少しグリルが奥に入った方が、ライトカバーとのチリが合います。
原因はここ、黄色線から上の部分がフレームに当たっています。グリル上部の取り付け穴(赤○)と、フレームの穴(黄○)とのセンターがでていません。よく見ると、ここには切り取り線があります。つまり汎用のパーツで、かなり親切に考えてあります。今回は切り取り線ではなく、黄色線から上の部分を切りました。