オートライトの点灯時期を遅らせてみた。
メルセデスはオートライトが早めに点灯するので有名ですが、少し遅らせることができないかと考え、ライトセンサーの構造を確認してみた。まずはミラー下のセンサーカバーを外します。4本のツメで留まっているだけなので内装剥がしでバリッと引張ります。
すると中にあるセンサーが見えます。最初に配線ソケット(赤丸)を外します。ツメを押して引き抜くだけ。こんなことしなくてもDASがあれば感度調整ができるんでしょうね(^_^;)
ここでかなり悩みましたが、ライトセンサーを取り出すには、ステンレス製クリップの先端にあるツメを外します。赤丸のところにマイナスドライバーを入れて奥にスライドさせると外れます、反対側も同じ要領で作業します。
ライトセンサーを外した後のフロントガラスです。左右にはプラスチック(ブルー)の部品が付いています。
そしてこれが外したライトセンサーです。何やら4個のセンサーが見えます。レインセンサーかもしれません。先ほどのガラス側のブルーのフィルター(?)がここに対応しています。よく見ると赤丸の部分が細かいハシゴ状になっていて隙間があります。
そこで十字架みたいなブルーのパーツを外してみました。左右のステンレスのツメを広げれば簡単に取れます。そしてここにもうひとつセンサーがありました。これが多分オートライトの照度センサーです。
1個なのがライトセンサーで、4個あるのがレインセンサーと考えました。雨はある程度の範囲がないと感知が難しいだろうとの推測です。そこで光をより多く取り入れるためにブルーの部品のハシゴ状部分にドリルで穴を開けます。真似する人は自己責任でお願いします。
取り付けるとこんな感じになりました。フィルター部分に穴が空き、センサーが丸見えです。その後は逆の手順で組み立てます。ガレージに入れてシャッターを開け閉めして動作確認したところ、やや点灯が遅くなりました。その後1週間実際に走って様子をみましたが、まあまあ良い感じに(まだ点灯が少し早いが..)なっています。
その後、数ヶ月乗ってみましたが、薄暮時にベンツとすれ違うと相手はライトが点灯してるのに、私のはまだ点いていないということが数回あったので、成功してると考えます。